2017ワンちゃんネコちゃんの予防について

駒沢どうぶつ病院からのお知らせ

世田谷駒沢・桜新町の動物病院「駒沢どうぶつ病院」からの大切なお知らせです。なお、内容は随時更新していますので、最新の情報をお確かめください。なお、詳細につきましては当院までお問い合わせください。

2017ワンちゃんネコちゃんの予防について

駒沢どうぶつ病院では2017年、飼主様との心豊かな共生をサポートする上で、

ワンちゃんネコちゃんにオールインワンで使用できる予防薬を提供させていただきます。

 まずワンちゃんには、

4月から12月まで月1回おやつタイプの予防薬をあげるだけでノミ・マダニ・フィラリア・お腹の虫(回虫 鉤虫 鞭虫)を駆除、予防できます。

従来良く使用されていた首の後ろに滴下するタイプではないので、お子様が触ったり、絨毯にこすり付けて効果を減弱させたりすることがなく、シャンプーなどの影響も受けません。

 これに加え1年に1回の予防注射 4月に行われる狂犬病定期予防注射は行いましょう。

 今まで1年に1回行ってきたワンちゃんへの混合ワクチンについてご説明いたします。

今年より、当院でも世界ワクチンガイドラインに沿った抗体価を調べてから接種する方法も取り入れております。

抗体価が下がっていないワンちゃんには混合ワクチンを打たないという選択も出来るようになりました。

ただし、多頭飼育や山・野原、ドッグランなど動物の多く集まる場所によく連れていく

ワンちゃんについてはご相談ください。抗体価が測れるのはコアワクチンであって、ケンネルコフや人への伝播もあるレプトスピラ症は含まれないからです。

検査は採血で行いますがまとめて行うので、検査結果は翌日の15時半以降に飼主様からお電話をいただき確認していただくこととなります。

採血いたしますので、プラスで貧血・肝機能・腎機能・血糖値を調べる簡易健康チェックも同時に行えるのでお勧めしております。

費用その他詳しいことは、当院スタッフにお問い合わせください。

 次に狂犬病注射については追加の情報があります。

狂犬病は54年間狂犬病清浄国であった台湾で発生がありました。(2015年)

 コンテナでの国際流通が頻繁な昨今、狂犬病発生国からの物流も多く、いつ日本に

狂犬病が入るか分からない状況です。

2020年パラリンピックの入場行進で、選手が介助犬・盲導犬を同伴して行進が出来るように東京都獣医師会でも狂犬病防御に全力を傾けております。

日本が狂犬病の発生が無い安全な国ということを全世界にアピールできるチャンスだと考えております。

ワンちゃんには1年に1度の狂犬病予防注射は必ずしておきましょう。

またネコちゃんには、

やはり感染濃厚期である4月から12月に、こちらは従来通り自分で舐められない首の後ろに滴下するタイプの予防薬が良いでしょう。

滴下式は同じですが、従来のものと違いノミ・マダニに加え、

猫に感染の多い条虫・回虫・鉤虫・猫のフィラリア症の予防までカバーできるのでこれ1本で予防は全て補えます。

 その他は、通常年1回の予防注射(猫3種混合ワクチン)だけで大丈夫です。

ただし、外に多く出かける子や喧嘩をよくする子はご相談ください。

最後に、ワンちゃんネコちゃんは1年で人に換算して4歳年をとります。

少なくとも1年に1回の健康診断【血液検査・胸部XRAYでの心臓の大きさ測定(心胸郭比・VHS測定)・血圧測定・腹部エコー検査・尿検査・糞便検査など】、

全身の検査を網羅した当院動物ドックを行い、動物の出しているサインを早めに読み取って、早期に治療などを始められると大切な家族を長生きさせられると考えております。

 駒沢どうぶつ病院ではペットの誕生月を登録していただくと誕生月に動物ドック

半額で行えるプレゼントをしております。詳しくは案内のハガキにてご予約ください。

同時に行う全身麻酔下での歯石除去や美容も半額とさせていただいておりますので

是非、誕生月に愛するペットへのプレゼントとして検診や歯のクリーニングなどもご利用ください。

このように、

予防を充実して動物と人との良い関係を保つことを今後もサポートさせていただきたいと思います

             平成29年2月20日

               駒沢どうぶつ病院

                           院長 田部 久雄

                           スタッフ 一同

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