🐕犬の椎間板ヘルニアとは?初めての方にもわかりやすく獣医師監修で解説

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駒沢どうぶつ病院からのお知らせ

世田谷駒沢・桜新町の動物病院「駒沢どうぶつ病院」からの大切なお知らせです。なお、内容は随時更新していますので、最新の情報をお確かめください。なお、詳細につきましては当院までお問い合わせください。

🐕犬の椎間板ヘルニアとは?初めての方にもわかりやすく獣医師監修で解説

医療情報の信頼性について

執筆者: 駒沢どうぶつ病院
所在地: 〒154-0012 東京都世田谷区駒沢3-16-2
電話: 03-3421-7009
最終更新: 2026年6月3日

【医療情報の重要表示】
本記事は犬の健康管理に関する一般的な情報を提供していますが、個別の診断や治療の代替とはなりません。愛犬の健康状態に応じた適切な対応については、必ず獣医師にご相談ください。

 

犬の椎間板ヘルニアとは

犬の椎間板ヘルニアは、背骨の間にある『椎間板』が変性し、飛び出すことで

神経を圧迫する疾患です。

特にダックスフンドやコーギー、フレンチブルドッグ等の胴長短足の犬種で発症しやすいとされています。

“椎間板”はクッションの役割を担っていますが、

加齢や遺伝的要因・日常的な負担などによって変性が進むと、

本来の弾力性を失い、神経を圧迫する状態になることがあります。

この圧迫により、“痛み”や“麻痺”といった症状が現れるのが特徴です。

 

椎間板ヘルニアの主な症状

見逃してはいけない初期サイン

犬の椎間板ヘルニアは、進行度によって症状が大きく異なります。

早期発見が重要であるため、初期サインを見逃さないことが大切です。

軽度の症状(初期)

💥抱き上げると嫌がる・鳴く

💥背中を触ると痛がる

💥動きが鈍くなる

💥段差や階段を避ける

 

中等度の症状

🚨足元がふらつく(運動失調)

🚨歩き方が不自然になる

🚨後ろ足の力が弱くなる

 

重度の症状

⚠️後肢の麻痺

⚠️排尿・排便がうまくできない

⚠️自力で立てない

 

特に『歩き方がおかしい』『急に元気が無くなった』といった変化は見過ごされやすいサインです。

違和感を感じた時点で早めに動物病院へ相談することが重要です。

 

犬の椎間板ヘルニアの原因と発症リスク

椎間板ヘルニアの原因は一つではなく、複数の要因が関係していると考えられます。

主な原因

🏥加齢による椎間板の変性

🏥遺伝的要因(好発犬種)

🏥肥満による負担の増加

🏥ジャンプや段差の多い生活環境

 

特に日常生活の中で繰り返される『ソファへの飛び乗り・飛び降り』は、

椎間板に大きな負担をかける可能性があります。

 

犬の椎間板ヘルニアの治療方法

犬の椎間板ヘルニアの治療は、症状の程度や発症からの時間によって選択されます

内科療法(保存療法)

軽度~中等度の場合にはまず、内科治療が選択されることが一般的です。

💊安静管理(ケージレスト)

💊サポーターの装着

💊消炎鎮痛剤の投与、神経賦活剤の使用

💊レーザーによる温熱療法(血行改善)

💊関節のサプリメント(UC-Ⅱ)などで軟骨保護

特に安静は非常に重要で、適切に行うことで症状の改善が期待できる場合があります。

 

外科治療(手術)

重度の麻痺や内科治療で改善が見られない場合には、手術が検討されます。

💉圧迫されている神経の除圧

💉椎間板物質の除去

発症から早い段階で手術を行うほど回復の可能性が高いとされており、

タイミングが重要です。

受傷後1週間、とも言われていますが症状によります。

 

リハビリテーションの重要性、回復と再発予防のカギ

治療後の回復を支える上で、『リハビリテーション』は非常に重要な役割を担います。

主なリハビリ内容

🩼かんせつの可動域訓練

🩼筋力維持トレーニング

🩼“水中トレッドミル”などの運動療法

適切なリハビリを行うことで機能回復を促進し、

再発のリスクを軽減できる可能性があります。

症例紹介

当院でも『椎間板ヘルニア』の症例は多く見られます。

症例:5歳 ミニチュアダックスフンド

【症状】ある日突然後肢に力が入らなくなってしまった

検査の結果、『椎間板ヘルニア』と診断、早期に外科手術を実施。

【結果】   術後はリハビリを継続、数週間で歩行が可能な状態にまで回復。

このように早期発見と適切な治療により、回復が期待できるケースも多くあります。

 

受診の目安~こんな時はすぐに動物病院へ‼~

以下のような症状が見られた場合は早めの受診をおすすめします。

✅急に歩けなくなった

✅足を引きずる

✅痛みで鳴く

✅排泄がうまくできない

✅自力での起立が困難

⚠️特に麻痺が見られる場合は、緊急性がより高い可能性があります。

 

当院の椎間板ヘルニア治療の特徴

当院では犬の椎間板減るのアに対して以下の点を重視しています。

📍症状に応じた適切な治療選択

📍飼い主様への丁寧な説明

📍リハビリを含めたトータルケア

また、再発予防のための生活指導にも力を入れており、長期的な健康維持をサポートしています。

 

犬の椎間板ヘルニアは早期発見が重要

犬の『椎間板ヘルニア』は、早期発見・早期治療によって回復の可能性が大きく変わる疾患です。

「少し様子がおかしい…」と感じた段階での受診が愛犬の将来を左右することもあります。

気になる症状がある場合は自己判断をせず、できるだけ早く専門の動物病院へご相談ください。

 

参考文献

・日本獣医内科学アカデミー

・Small Animal Neurology(Platt&Olby)

・Veterinary Surgery(Fossum)

・VCA Animal Hospitals(Intervertebral Disc Disease in Dogs)

→http://vcahospitals.com/know-your-pet/intervertebral-disc-disease-in-dogs

・American College of Veterinary Surgeons(ACVS)

http://www.acvs.org/small-animal/intervertebral-disc-disease/

 

駒沢どうぶつ病院の取り組み

駒沢どうぶつ病院では、飼い主様とペットの双方にとって安心できる医療を提供するため、以下の取り組みを大切にしています。

🌸心のこもった診療
言葉が話せないペットの気持ちに寄り添う診療

🌸痛みを最小限に抑えた治療
麻酔やレーザー治療による苦痛やストレスの軽減

🌸インフォームドコンセントの徹底
治療方針を丁寧に説明し、飼い主様とともに最適な選択

🌸最適な治療法の選択
投薬・サプリメント・免疫療法・オゾン療法等、体に優しい選択肢

🌸免疫療法の導入
副作用の少ない治癒で体への負担を軽減

🌸夜間救急との連携体制
TRVA夜間救急動物医療センターとの連携、緊急時も安心

 

アクセス

  • 住所:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢3-16-2
  • 最寄り駅:東急田園都市線 桜新町駅から 駒沢方面に約12分程度
  • 駐車場:無し 近隣の時間貸し駐車場をご利用ください(病院の向かいなど)

 

 

診療時間

曜日 午前 午後
月火水金土祝 9:30〜12:30 15:30〜18:30
木・日 休診 休診

関連ページ

 

院長紹介

院長名:田部 久雄
所属:駒沢どうぶつ病院 院長

所属学会・団体:

  • 東京都獣医師会 世田谷支部
  • 日本獣医麻酔外科学会
  • 日本獣医循環器学会
  • 日本臨床病理学会
  • 免疫療法研究会
  • 有機ゲルマニウム研究会

経歴:
日本大学卒業後、都内動物病院にて臨床経験を積み、カナダの動物病院で6か月研修後帰国 一般診療に加え、内科外科眼科診療を中心に多数の症例を経験。

地域に根ざした医療を志し、駒沢どうぶつ病院を1984年二代目として引き継ぐ。2025年で創業70年。臨床一筋48年

専門分野:
内科 外科 歯科 整形外科 眼科(独自の涙焼け改善手術) 皮膚科 予防医療 免疫療法 終末期医療

メッセージ:
大切なご家族であるペットが安心して過ごせるよう、丁寧な診療を心がけています。

本記事の情報は2026年6月時点のものです。犬の健康管理方法には個体差があり、症状や状況によって適切な対応は異なります。最新情報や具体的な対応については、必ず獣医師にご相談ください。

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