院長ブログ🖋

駒沢どうぶつ病院からのお知らせ

世田谷駒沢・桜新町の動物病院「駒沢どうぶつ病院」からの大切なお知らせです。なお、内容は随時更新していますので、最新の情報をお確かめください。なお、詳細につきましては当院までお問い合わせください。

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こんにちは。

今年の暑さは昨年と比べてもかなり異常な暑さに感じます。

皆様体調お変わりないでしょうか?

飼い主様含め、ワンちゃんネコちゃんの熱中症も気を付けながらこの酷暑を乗り越えていきましょう。

 

さて、第3弾となる今回のブログでは

猫の変形性関節症に関しての最新情報をお話ししようと思います。

 

猫ちゃんはもともと、症状を隠すのが上手な子たちが多いです。

そのため、普段は気付きにくいことが多いのですが

実は5歳以下の猫ちゃんの46%、11~15歳の子に関してはなんと90%の子たちが

変形性関節症の素因を持っていることが分かってきました。

 

そもそも『変形性関節症』とは慢性的な骨の変形を伴う関節疾患のことを指します。

代表的なもので挙げていくと

・スコティッシュフォールドの手根関節の骨異栄養症

・メインクーンの股関節形成不全

・バーミーズの肘関節炎

等が挙げられますが、最近では高齢の子や肥満の子、そして猫種問わず、日本猫にも多いことが分かってきています。

 

では、隠すのがうまい猫ちゃんたちの関節症の症状をどのように見つけるか。

主に診られる症状としては『跛行(足を引きずって歩く様子)』ですが

日常生活の中での些細な行動の変化からも見つけることができます。

・高いところにジャンプが出来なくなった

・以前は膝の上に登っていたのが上らなくなった

・触られるのを極端に嫌がるようになった

・階段や段差を上るのを躊躇するようになった

等の少しの行動の変化から気づくことができます。

 

現在の関節症の治療は意外なことにもよほど酷い痛み以外は安静にさせるのではなく、

関節を動かし、その周りの筋肉を動かすリハビリテーションが有効だそうです。

筋肉を使うことにより体内で抗炎症サイトカインが発生し、それによって痛みをコントロールしていく仕組みです。

また、猫に安全な鎮痛剤(非ステロイド抗炎症剤)やUCーⅡ(Ⅱ型コラーゲン)を含む

サプリメントや脂肪酸を多く含んだ療法食も有効な手段と言われています。

 

ここまでのお話の中でもし、思い当たることがある方は一度診察にいらしてください。

猫ちゃん自身、触られることを嫌がる子も中にはいますので

ストレスがかからない範囲で診察させていただきます。

極端に嫌がる子の場合は受診の2時間前に飲ませるリラックスさせるお薬を前もって処方することも可能です。

 

また、リハビリに関しても

決して無理をしない、無理をさせない方法もお教えいたしますのでぜひご相談ください。

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